タイムチャージ（弁護士による中小企業サポート・法律顧問）

タイム・チャージとは，弁護士が依頼業務を遂行するためにかけた時間に応じて弁護士費用が定まるものです。

主として，企業法務（企業からのご依頼案件，例えば，法律相談，契約書の作成・チェック・レビュー，法令・判例調査，意見書作成などの業務）に関するご依頼案件に親和性があります。

以前は英米のロー・ファームで多く見られるものでしたが，近年は日本においても広く採用されています。

なぜなら，これらの業務は，成功・不成功という成果が想定されるものではなく（例えば，訴訟のように成功・不成功が想定される場合，後述する着手金・報酬金制度が馴染みます。），ビジネス上の法的リスクを可及的に除去するための調査・検討作業が弁護士業務となっており，タイム・チャージになじむからです。

もちろん，成功・不成功が観念できる案件，例えば訴訟等案件においても，タイム・チャージが妥当である場合はございますので，その場合には顧客様のご希望によりタイム・チャージをご選択頂くことが可能です。

タイム・チャージの単価については，業務と弁護士費用の適切な均衡を取るため，案件の内容などの要素により変動させるシステムを採用してております。

※なお，顧問契約を締結している顧客様は，顧問家契約の内容に応じてタイム・チャージ額の減額を受けられます。