ピーター・ドラッカーの教え
皆様,おはようございます。
今,ピーター・ドラッカーのマネジメントに関する原著を読んでいます。
本当に勉強になります。
ドラッカーが,企業が存在する目的について論じている部分があります。
社会貢献,利益の創出・・・
そうではなくて,ドラッカーは,その目的をto create a customerと述べています。
社会貢献は顧客創出の結果,利益もそのように考えられるのでしょう。
利益を目的にするなら,ギャンブルでも良いわけですね(笑)。
顧客は,メーカーやサービスの提供者が,適切に市場のニーズ,ウォンツを捉えて,その解決策を提示して,その解決策を対価を払ってでも欲しいと潜在的顧客にと思わせるということがなければ生まれません。
これこそが社会が「発展する」,社会に貢献するということなのでしょう。
弁護士の業務もまさにこの側面があります。
お客様が困っているということは,その困っている状態の解決策を示せていないわけです。
ある困ったことに適切な解決策を示すことが弁護士にできれば,それを利用したい,助けてもらいたいという人が出てくることになるでしょう。
こうした困っている人達を救うというのが,顧客を作ることを意味している。
つまり,顧客の創造には,イノベーションが要求されるということですね。
弁護士といえば,法廷で・・・という時代は過ぎているのでしょう。
読んで下さりありがとうございます。
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