3. 弁護士費用

 

 弁護士費用が弁護士選定の際の一要素になることは指摘するまでもないでしょう。ここで申し上げたいのは,安ければ良いわけではないという点です。

 

 

 弁護士業務もサービス業の側面がありますから,要するに,サービスの内容・質に合った費用設定であるかが最も重要なポイントになります。

 

 

 したがって,弁護士事務所の料金体系を複数比較して,単純にこちらの方が安いから良いという判断は,時に「安かろう悪かろう」という事態に繋がりかねないので,慎重に検討されて下さい。

 

 

 例えば,専門性の高い分野を取り扱っている弁護士や,非常に質の高いサービスを提供する弁護士が,相応の費用を請求するのは,その仕事に見合っている,その金額を払ってでも,その業務の提供を受けたいというクライアントがいるからです。

 

 

 このような業務を低額の単価で請け負えば,仕事の質を維持できない事態になるかもしれず,それはクライアントが望むことではありません。

 

 

 したがって,この場合は,対価性が保てていて,このような費用設定をするのは良い弁護士であると判断できるでしょう。 

 

 

 貴社が求めている弁護士業務の内容はどのようなものであるか,それに対し弁護士が提供するサービスの内容・質はいかなるものであるかを把握し,これに見合った費用が設定されているかをよく吟味する必要があります。

 

 

 サービスの質・内容と,費用の対価性に疑問を持つべき場面は,以下のようなものが挙げられます。

 

 

  • 弁護士であれば当然知っているべき基本的な法律問題・法的手続きについて無知のため調査をし,その調査時間についての費用を請求する。
  • タイム・チャージの単価が高い弁護士が比較的簡単な内容の調査などを必要以上に行い,結果多額の費用を請求する。
  • 経験の浅い若い弁護士を実質研修目的で会議に同席させて,その弁護士の消費時間分もタイム・チャージで費用を請求する。
  • 打ち合わせをスムーズに進めるために必要な準備をしていないが故に,必要以上の時間を使い,その分もタイム・チャージにより請求する。
  • 弁護士がいかなる業務について当該時間を消費したのかについての明細が不明確で要求しても詳細が明らかにされない。

 

 

 サービスの質については,利用前に判断することは難しいでしょうが,ウェブサイトの内容,著作の内容,セミナーの内容・技術,口コミ・評判などである程度判断することができるでしょう。試験的に小さな案件や法律相談を依頼してみるのも非常に効果的だと思います。

 

 

 費用がサービスに見合っているかどうかは,口コミ・評判に耳を傾けたり,他の弁護士の費用と合見積りをして比較する方法が効果的です。

 

 

 見積もりは下記からお気軽にご依頼下さい。

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